アメリカのドル売りと日本の円買いの理由
アメリカ先生の通貨であるドルがここ最近急激に安くなっているのは、
インフレ環境が整ってきているのに、FRBが利上げして金融の引き締めをしないからか。
つまるとこ、利上げしない=インフレ加速・・・そもそもFRBは賃金インフレが生じてないので、私たちが目指すところにきていない(´∀`)って感じなんだろうけど。
個人的に市場の過度な利上げへの期待と現実とのかい離で、失望売りって感じだと思っていたんだけど、このインフレと金融引き締めを考えるとわかりやすいのね。
ほんで日本はというと、知っての通りデフレで円を保有しているだけで価値が上昇してくれるので、買いが集まっている。
さらに言えば、株式市場不安もありリスクオンでないので資金をキャッシュで保有する割合が増えている、ってのもあるのかしらね。
ちなみにいつも参考にしているのは、
【1ドル=105円】なぜ円が買われるのか?問題の本質について簡単解説まとめ
ゆきままっていうママさんトレーダーのところ。
めちゃわかりやすい解説なので超おススメ。
上記の話は市場の期待と中央銀行の行動・成果が伴っていない事によるもので、
スタンスとしては、
FRB→利上げによる金融引き締め
日銀→マイナス金利・量的緩和による金融緩和
これは間違いないのでこのままずっと円高ってことはないと思う。
だけども、日銀の緩和は「あんまり実体経済に影響しないんじゃね?」
って事で、日銀よりもFRBの利上げの方がウェイト大きいかもしれない。
何にしてもアメリカの雇用統計でFRBが納得する数字出ない事には始まらないか。
これで利上げ後退したら一段の円高で105円は割るな・・・。
逆に利上げに近づく一手なら108円までの回帰もあるか。