ユニクロから見放された人たち。

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これまでのユニクロは、「価格の割に品質が高い。」事が最大のウリで攻勢をしかけてきたと僕は思っていますし、これはみんなが納得する事だと思います。

しかし、近年のユニクロは今まで以上のクオリティで商品を提供する代わりに、従来よりも商品単価を上げていきています。
(単純な値上げと違うのは、従来よりも品質が向上している点ですかね。)

 

よくネットのニュース等で、

「ユニクロ値上げしたら買わないよ。」

「ユニクロ失速。」

等、ユニクロの業績不振に関するニュースが多く聞かれますし、

実際にユニクロの月次を見ると、前年比での売り上げは落ちています。

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2015年12月の月次

 

しかし、これって国内だけの数字なんですよね。

簡単ですけど、2015年8月期の国内と海外での売上は下の表でわかります。

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2015年8月期での国内と海外での売上収益に占める割合は、
国内 48.5%
海外 35.0%

と、その差は10%以下にまでなっている。

知らないうちにユニクロはホントにグローバルな企業になっておったのですね。

2016年8月期では
国内 44.3%
海外 37.8%

とさらに、差は縮んでいる。

 

企業としての市場を変えるために、さらなる品質向上を目指している、

そのために値上げもやむを得ない、という判断に至ったのかは不明ですけど、

世界のユニクロとしての地位を築くためには、リーズナブルなだけではなりえない、という事なんでしょうかね。

 

とにかく、ユニクロとしてはこれまで日本に向けていた視線をとっくの昔に海外に移し、

国内での売上が落ちようが、世界全体での売上は伸びる、という構図になっているようで。

言葉は悪いですけど、これまで下流~中流層向けから、中流~上流向けのブランドに移っているのかもしれないですね。

これまで低所得者の強い味方だったユニクロは、お客さんにする相手を変えようとしている。

・・・まぁ、もちろん今のレベルでも十分に低所得者の味方で安いですけど。

ファッションに疎くて、安ければいい!という人には、もはやユニクロは合わなくなっている、という事です。

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