自称育メンのコンサルクソ野郎から連絡がきた。
大阪のやつだ、Tか原だ。
「例の卒論だけど、うちの子供の記事を書いてくれればライター料でチャラにするから。」
こ、、子供の記事を書けだと!?!?
公私混同もここまでくると逆に清々しくて、苛立ちを越えて新しい感情を僕に教えてくれるよ。
奴から子供の画像を渡されたんだけど、使うと「PTA」とか「子供をポルノ画像から守るポルノグラフティ」とかからスパム攻撃を受けてしまうので、よくある赤ちゃんの画像を張ろう。
サラリーマンあるある風に画像を張ったし、これでTか原も満足するだろう。
何やらあいつは自分のところの子供が可愛くて仕方ないらしい。
以前までのあいつは、子供はセックスによる快楽の代償、と言っていて、
頭大丈夫かな?とずっと思っていたけど、とうとう僕は口にできなかった経緯があったので、
自分の子供を可愛いと思える感情が出来たみたいで一安心している。
可愛いと思うばかりか、何やら育メンとか言うやつにはまっているらしい。
朝早く起きて寝ている赤ちゃんを起こし、行ってらっしゃいのチューをさせ、
深夜に帰宅し、寝ている赤ちゃんを起こし、ただいまのチューをさせるという。。。
これは育メンなのか意見が分かれるところだろうが、Tか原曰く、
「働いているのは僕で、僕のお金で養っているだから、僕がルールだ。」
と、言っているに違いない。これはあくまでも僕の偏見だが。
愛情もここまでくると狂気だ・・・・、おそろしい。まぁ、偏見だけど。
不思議なのは、Tか原の子供も、可愛い可愛い子供も、
僕たちがふと目を離したすきに大人になってしまう。あっという間に。
スティーブジョブズや、世界一の投資家でお金持ちのウォーレンバフェットでさえ、
「その何にも代えがたい時間を噛みしめ、出来るだけ子供との時間を持つべきだ。」
と言っている。
そう、彼らとの時間はお金で買えないのだ、どんなにお金を持っていても。
お金で買えない価値がある。買えるものはマスターカードで。