インベスターZ
日本はこれを経済の参考書として小学校4年生あたりで取り入れよう。
中学生!?が投資で奮闘する漫画のインベスターZだけど、今回のテーマは「FX」。
FXは僕の偏見だけど株よりも利用人口多いのでは?って思っている。
株よりも軍資金が少なくても済むし、ほぼ24時間の取引が可能だから忙しいサラリーマンの味方である。
今回主人公は初めてFXをするんだけど、その中で議論されたのが
「円高と円安、どちらが良いのか?」
(この「良い」の判断基準は当事者のポジショニングで変わってしまうので曖昧だが。
これは世間でもよく議論される事なので、今回の話は特に面白かった。
結局どっちが良いの?っていう疑問が解決される訳じゃないけど、最もな答えが載っているので、是非本編を見てみてくだせぇ。
個人的な意見としては円高派
輸出系企業の事を考えないでおけば、断然円高派。
だって、自国通貨が高いのは純粋に良い事じゃない。
海外旅行が安く行けるのは、「円」が他国通貨よりも「偉い」からなんだよ。
これは誤った認識かもしれないけど、僕の中で通貨が高いというのは「偉い」って事に相当しちゃうの。
逆に安いって言うのは、誰からも相手にさえてないって事だからね。
「は?円???じゃあ3000円ね。ちなみにドル払いなら1ドルね。」
こういう状況を想定するとわかりやすくない?
みんな信用価値が低い通貨なんていくらもらってもいらないんだよ、いつ紙くずになるかわかったもんじゃない。
しっかし、民主党時代の円高では国内企業が海外とわたりあえず衰退してしまう。
衰退すれば不景気になり、雇用も減り、それは国益を損ねる。
なので、経済面で言えば円安の方が経済成長はしていきやすいんだと思う。
戦後の日本で大きな成長が出来た一つの要因でもある訳だし。
さてさて、何が言いたいかっていうと、
円高や円安はFXをしている人にだけ関係する言葉ではないって事。
円安がすすめば、グローバルな視点で見れば日本円で貯金をしている人の資産は減り続ける事になる。
その事に気づかずに、「貯金していれば減る事はない、一番安全な資産運用方法さ!」って思っている人が多そうで恐い。