イントゥザワイルドを見て/自由に生きるとは

イントゥザワイルドって知ってます?

この手の映画は自由に生きたい人間ほいほい的な感じで、

小屋暮らしとかBライフとかググったこと有る人は必見だと思うし、

画面のめりこんで見ちゃうと思う。

簡単に内容を紹介すると、

主人公は成績優秀で家庭も裕福な環境で育った。

しかし、家庭環境は腐敗していて、両親のビジネスの成功に比例して家庭環境は最悪になっていった。

毎日仕事の事で夫婦喧嘩が絶えず、家庭には常に暴力があった。

いつしか、家庭のいざこざもなくなり(もっとも、互いに興味がなくなっただけだが)、普通の家庭に戻って行ったように見えたが、

主人公の中では偽りの幸福が常につきまとっていた。

そして大学を卒業すると同時に、真理を追及する旅に出ることを決める。

旅先でのいくつもの出会いを得て、そしてアラスカの荒野にたどりつき、自然の中で生きる喜びにふれ、

人生の真理に近づいていく事になる。

こんな感じですかね。

めちゃ面白いので、自然の中で生きる事に夢見る人は見てみると吉。

あぁ、こういう生き方に憧れてたんだ、俺・・・!!!

とかいう思いを抱きつつ、文明開花の恩恵を受けながら美味しいもの食べながら、涼しい部屋で見てください。

ここからネタばれなので、おいおいやめろよ!!!って人は見ないでね。

主人公はアラスカの荒野で、完全な自給自足に憧れ生きていくんだけど、

自然っていう相手は全然温厚でなく、むしろ厳しくてさ。

とっても優秀な博識ある主人公でも、最後は自然に殺されてしまうのよ。

本当普通に「死」が訪れる、普通に。

自給に失敗して、食べ物が底をついたときに野草を図鑑で調べ、

食べられる物を必死になって探すんだけど、見つけた野草が運悪く毒性の強いもので。

それで、身体がマヒしちゃって、空腹と相まって衰弱していき、餓死してしまう。

最期のときに、

「幸福は、誰かと分かち合えたときにはじめて成り得る。」

って事を悟るんだけど、それがすごく寂しくて。

家庭が嫌で飛び出した先で、独りになって気付いた幸福が、

独りでは得られないって事がわかるってさ。

それでも、「僕は幸せだった!」って締めくくりで終わるんだけど、

彼が旅先で出会った人たち、家族は彼の帰還を心から願っていただろうからね。

それを思うと、非常に寂しい気持ちになるよ。

一度出来たつながりって言うのは、不思議と消えないもんだよね。

主人公が自然の中での生活にあこがれたのは、

「物」=物欲 によって、人は醜くくなってしまうと、幼い頃の経験から感じ、

消費社会に嫌気がさしていたからなんだけどさ、

働いていて、愛想笑いとかしてる自分の笑顔が鏡にうつった時に、

予想以上に気持ち悪くて引いた事を思い出したよ。

あの時の僕は絶望に似た感情を覚えてさ。

こんな気持ち悪い笑顔になっていたなんて・・・!!!

この先、ずっとこんな愛想笑いをうかべ、好きでもないような奴に酒をつがないといけないだと・・・・!!!

ってね。

映画の主人公はこの感情に耐えきれずに、社会から離れたんだろうなぁ。

僕もBライフに憧れた事はあるけど、この映画を見て結構考え変わったなぁ。

僕に自給自足は無理だわ。

動物殺させないし、野草食べれないし。

クーラー必須だし、ネットもとんでなきゃ嫌だし。

アマゾンが宅配で来てくれるとこじゃないと嫌だし、可愛い子も近くにいてほしいし。

うん、僕に自然の中で生きていくってのはかなり難しいんじゃないかって、気づいたよ。

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